ホワイトハウス [Movie TV:DVD Video]
West Wing: Complete First Season (4pc) (Std Sub)
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2003/11/18
- メディア: DVD
最近レンタルで一巻ずつ借りるようになったDVDです。もともとアメリカのドラマで「West Wing」として放送されていたんですが、NHKが日本で「ザ ホワイトハウス」として放送しています(もう終わったのかな)。
「West Wing」にどういう意味があるのか分かりませんが、内容は日本語のタイトルどおり、ホワイトハウスの大統領とその側近の補佐官たちの日常を描くというものです。
日常といってもさすが米国の大統領、スケールが違いますね。テロが起こったり、軍事派遣するかとか、宗教右派と揉め事を起こすとか、連邦裁判所の判事を誰にするか、法案を通すために何人説得したとか(米国では日本と違って党と大統領は必ずしも一体ではないので提出しても、自分の政党の人間に拒否されることもあります)
このドラマの特徴は昔見たNHKの宣伝でも言ってましたが、ホワイトハウスの中での出来事を徹底して描写しようとしていること。例えば、テロが起こった、ということがあっても、その事件そのものはドラマでは映されず、その事件を大統領たちが聞いて、どうしようかということを決定する様が描かれます。
その意味では現実感覚が無いまま事件が処理されるという感じを受けるかもしれませんが、実際の政策決定も言葉の中で、紙の中で、処理されているかと思えば、むしろ現実感覚に近いのかもしれません。
アメリカでは何年か連続でエミー賞を獲得しているみたいです(日本人こういうのに弱いんだよな)。日本で人気のほどは分かりませんが、僕の周りの友人には好きな人多いです。僕の友人、平均的な日本人より政治とかに興味のある人が多いからなぁ。ただ、大学院とか関係の無いところでできた友人と会話してて、ホワイトハウスの話をしたら、「よく分からん」といわれました。やっぱりマイナーなのか?
でも、面白いと思いますよ。補佐官とか忙しすぎて、見ている我々もちょっと混乱するところがありますが、それゆえ動きがダイナミックですし、また、大統領が抱える問題は多種多様でネタの枯渇とかも無いので、見ている我々をあきさせないと思います。
昔、三谷幸喜脚本、田村正和主演で日本にも首相官邸の動きをコミカルに描いた、
というドラマがありました。好きなドラマだったんですが、イマイチ人気が出なかったみたいです。面白いのになぁ。日本では政治に関心とか、面白さを感じる人間が少ないのか…
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